ナインストーリーズ 1 / 著・トジツキハジメ / 幻冬舎（ルチルコミックス）

千架の中には、かつて「白金のエクソシスト」と呼ばれ自ら武器となった
クロオが棲んでいる。千架にその認識はないが、そんな千架に近づく男が――!?
＜幻冬舎公式ページより抜粋＞

トジツキせんせーの連載モノ、第一巻です！
舞台は現代のお話ですが、内容的にはファンタジーと言っていいかと。
自分・千架に別の人格・クロオが入り込んでる男の子が主人公です。
なんかかっこいい武器とかがガシャーンみたいな感じで腕に装着されたりして、
それだけでなんか興奮（もう、トジツキさん好き故に壊れてる）
登場人物が多くて、恋愛模様的には交錯している感じ。
まだ、最終的に誰と誰がくっつくのかは一巻では分からないですー。
でも、千架が好きな人とクロオが好きになる人は違うみたいです。
それでも、結局クロオは千架に入り込んでる人間（？）にすぎないので、
実体がないあたりが切ないな～って思いました。
みんな、千架とクロオの人格が入れ替わっても気付かないのですが、
学校の天文部の先輩がそれに気付いた瞬間は死ぬほど萌えたー！
クロオもなんか柄にもなく赤くなっちゃってて、か、かわいー・・・！
描写はキス止まり。トジツキさんの描く、キスをする寸前の絵が好き。
千架を溺愛しているメガネキャラが、千架を大事に扱うところが萌えー。
まだ全体的に内容を捉えづらい巻ですが、これからが気になります。
同時収録はゲーマーズハイという、料理人見習いとオタゲーマーの話。
オタゲーマーは結構汚い？感じ。このカプで描かせてくれる出版社は
少ないように思える・・・（笑）あとがきでトジツキさんも、
「ルチルさんの懐の深さにはびっくり」みたいなこと言っていました。

★★★★☆