× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 オルタナ / 著・古待キッカ / 大洋図書(ミリオンコミックス) ――嫉妬で内臓が焼けそう――フリーターの笹岡美生には好きな相手がいた。 幼馴染みの大学生、竹尾啓祐だ。でも、啓祐は男が好きな男じゃない。 ずっと、そう思っていたのに啓祐に好きな男が!?奪われるくらいなら、 奪うほうがいい。美生は啓祐の好きな相手を自分のものにすることに…… 日常に潜む恋愛サバイバル!? <大洋図書公式ページより抜粋> 古街さんの3冊目のコミックスです。私が読んだのもこれで3冊目。 今回は三角関係?がメインのお話です。いつも思いますけど、 古街さんはこれでもかってくらいリアルで時には痛々しいお話を書きます。 痛々しいってのは別に流血~とかの痛いじゃなくてですよ。 精神的にというか、自分がこの立場だったらキツすぎるっていうような話。 だけども実際私生活とかでこーゆうことが起こってる人がいそうだよな っていう意味でリアルだって思います。 今回は幼なじみ同士の美生と啓祐、啓祐の後輩の千葉の三人のお話。 最初、千葉はそんな絡んでこないかと思ってたらガチで関係者でした。 千葉は美生にホレて、美生は千葉と付き合うんだけど、実は啓祐が好きで。 啓祐は美生のことを普通の幼なじみだと思ってるんだろうけど、 どっかで千葉に嫉妬してる、って図。 一番可哀相で一番人間臭かったのが千葉。美生を意識してる啓祐に気付いたら、 もはや嫌な奴に成り下がる。でも、それって普通のことだと思う。 すごく千葉に共感した自分がいました。半分以上が千葉と美生の話だったので、 本命の啓祐と美生のカプの印象が薄い・・・。美生は受け攻め両方イケたのか? こーゆう人間関係を生々しく描く古街さんの漫画、私嫌いじゃないんです。 いつも言ってる?かもしれないんですけどね。好き嫌い出ると思います。 ★★★★☆ PR 知らない顔 / 著・日高ショーコ / リブレ出版(BE×BOY COMICS) いつも春山の後ろをついてきていた田辺は、今では卓球部のエースとして 学校中の期待を背負っている。春山の知らないすました顔で──。 彼らの学生時代から社会人まで、ジリジリと焼きつく恋の痛みを描く大人気シリーズ! 超話題作「運命のひと」「初恋のひと」も収録。ショート描き下ろしアリ! <リブレ出版公式ページより抜粋> 表題作の他2編収録されています。 表題作はバレー部の春山と卓球部エースの田辺の話。 3話に渡って描かれていて、1、2話目が高校時代の話、 3話目が社会人になって再会してからの話という流れになっています。 どちらも素直になれなくて想いが伝えられないというもどかしい感じ。 結局お互い好きなんだけど、無理矢理体を触って上手く行かず。 最後の社会人編でやっとお互い素直な一面を見せてくれています。 田辺のような淡々とした受けが私は好きです。無表情な感じの。 私的にはブス専受けの「初恋のひと」のが好きだったりします。 昔はブサイクだったんだけど、今はオシャレになってしまった唐橋。 それでも昔の面影を忘れられずアタックする受けの藤原がよかった。 襲い受けです。なんか色んな意味で面白かったです。 あとは、黒医者白医者特集に掲載されたドS歯科医×ドMリーマンの お話とかもありました。こんな歯科医いたらヤバイと思います(笑) ★★★☆☆(+半分) 嵐のあと / 著・日高ショーコ / 芳文社(花音コミックス) 輸入インテリア会社社長の榊は、男同士のドライな恋愛関係に満足していた。 だから、取引先の担当者・岡田の事も好みだと思うだけで、 本気になるはずはないと油断していたのかもしれない。 しかし、記憶をなくすほど飲んだ翌日目を覚ましたそこは、岡田の自宅で…!? 岡田の無自覚な言動が榊の心をかき乱す…! 切ない恋が胸に迫る大人の純愛ラブストーリー★描き下ろしは後日談♪ <芳文社公式ページより抜粋> リーマン×リーマンもの。美麗表紙に誘われて買ってしまったのは言うまでもない。 日高さんの漫画は前にも読んだことあるんですけど、買うのは初めてです。 簡単に言ってしまえば、ゲイがノンケを落とそうとする話です。 全体的に明るい感じではないです。結構切羽詰った感じ。 この漫画を読んで思ったことは、なんか一回目読んだ時はそんな面白くなくて、 でももう一回読み返すと、「あっ、これ面白い」みたいな感想を持ちました。 二人とも結構ヤリ手なのがツボでしたね。完全にアダルトな関係です。 それでも、受けの岡田はホントにノンケなんで、最後の最後までくっつかない。 読んでてだいぶ焦れました。逆に言えば、そこが面白いところだったかと。 かなり設定が凝ってます。本格派リーマン漫画~っていう雰囲気。 こーゆうオシャレなリーマンものをさらっと描けてしまう漫画家さん なんですよね、日高さんは。個人的には、攻めのセフレ(?)の美山が気になる。 もっと榊と美山の絡みとかあったら嬉しかったなー。 エロは少ないです。最後まで岡田はノンケだったのでね。無理矢理とかはない。 こーゆうデキる男同士のカップリングもたまらんですね。 ★★★☆☆(+半分) 愛してる / 著・藤谷陽子 / コアマガジン(drap comics) エリートサラリーマンの和志が出逢ったのは、料理人志望の晴友。 仕事中毒の和志は晴友と恋に堕ちて、移りゆく季節がとても美しい ということに気づかされる。抱きあう度に深まる情愛。 だが、和志にNY赴任が決定し───!? エリートサラリーマンと料理人志望の会社の清掃員のお話。 一冊に渡り、一話一話が四季で展開されていて流れのある作品です。 この二人、和志と春友の恋愛がまるっと一冊ぎっちり、甘々に描かれています。 内容もとても綺麗で、二人の絆の深さに感動するようなことはあるんですけど、 あくまで個人的な意見で、ちょっと甘すぎやしないかなーと私は思いました。 これで、二人が付き合うまでの過程とかが描かれているならあれなんですが、 この二人、最初から付き合っている設定なんです。 短編ならこれもありかと思いますが、せっかく一冊同じ話を書くのなら、 最初は片想いとか、お互いに惹かれあっていくような過程が欲しかった! 甘々のままずーっと最後までだったので、若干途中で飽きてしまったのが残念。 意地っ張りなエリートサラリーマンを受けにするなら、私はSな攻めがいい! エロは結構ありました。エロが多かったのも、甘いのに繋がってるんでしょうね。 甘いお話は嫌いじゃないんですけど、すこーし短調な気がしました。 しかし、話全体はすごく綺麗です。多分気に入る人が多いと思います。 ★★★☆☆ 洋6K2南向き / 著・古街キッカ / 大洋図書(ミリオンコミックス) 引っ越したら、隣は昔の男の部屋だった。最悪だっ! ケンカ別れして2年ケータイのメモリーだって消してあったのに、 こんな偶然ありなのか?春夏秋冬。若者たちの恋が始まる! <アマゾン紹介文より抜粋> 短編集・全5話収録。 古街キッカさんの2冊目のコミックスですー。私は前のより好き。 春夏秋冬をベースに、全ての話しが流れるような展開で進んでいます。 二話分使ってるものと、一話の短編があります。スピンアウトというわけでもなく、 前の作品にそのキャラクターが出ていたというわけでもないのに、 短編と短編の間に描き下ろしを挟んで上手くつなげてるあたりがいいですね。 前作の「さくらにあいたら」よりちょっとエロがあったかな、温いけど。 この方の描く話は独特で個性的だなぁと思うのは私だけでしょうか? なんというか、受けのノリとか攻めのノリが淡々としてる。 そこがいい所でもあるんだと思います。キャラが飾ってなくて、 いい意味で普通っぽいところが好きだったりしますね! リアリティを感じる。ホモ漫画にリアリティを求めてるわけじゃないですけど(笑) お気に入りは「路上の詩人は~」と「つがるゆき」と表題作「洋6K2南向き」 さらりと、「ゴムあったかな」とかそーゆう台詞がいい。リアリティだわー。 ★★★★☆ 悪態は吐息とまざりあう / 著・富士山ひょうた / リブレ出版(BE×BOY COMICS) 「騙すな。脅かすな。手錠でつなげるな。犯罪行為は全般禁止。」 営業マンの夏目と大学生の冬時を結んでいるのはそんな契約だった。 ストーキング&手錠による拘束という犯罪まがいな行為からスタートした 恋の行方は…!?年下攻ラブの決定版★新装版スペシャルかきおろしマンガも収録! <リブレ出版公式ページより抜粋> 以前ビブロスさんから発売されたものの新装版です。 カップリングは大学生×リーマンの年下攻めのお話です。 帯とかにはわんこ攻めって書いてありましたけど、言うほどじゃないかなー。 わんこっぽいところもありましたけど、言うなら頑固なわんこという感じ。 というか、最近は年下攻めの作品は全てわんこ攻めと言われている気が(笑) 大人なリーマン受けっていうのは無条件で萌えますね!攻めの強引なとこも そんな受けと合っててよかったと思います。すぐ体とか許しちゃうんじゃなくて、 受けが断固として拒否して拒否して・・・最後には許す!みたいなのがすき。 体を許してからも、我侭な攻めの勝手にさせないっていうところが、 この作品の私の好きなところだったと思います。 なんか最後の方には当て馬っぽいキャラも出てきます。 本誌で掲載されたのが2003年とかみたいですけど、ひょうたさんの絵は あまり今と変わらず綺麗です。体つきとかが男らしくて好きだなー。 ★★★☆☆(+半分) | カレンダー
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