× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 図書委員の恋 / 著・恋煩シビト / ふゅーじょんぷろだくと(Baby comics) 高校2年の夏、親友に彼女が出来た。この気持ちは何!何!何!! 自分に好意を持つ男が現れた。女々しい奴。この嫌悪感は何故、何故、何故!! やがて出会った1冊の本が導いた答えとは――…。 多感期の主人公が、自らの性嗜好に動揺し 周囲や自分を傷つけながら 成長していく姿を 風情豊かな筆致で描く。 <裏表紙より抜粋> 短編集・全5編収録。 表紙買いでした。絵がキレイやな~って。内容もアタリでした。 最初は自分はゲイだなんて意識したことのなかった桜井が高校時代に会った オカマの花村によって、自分がゲイだということを気付かされる。 一番身近にいた自分の友達を好きだと自覚した桜井は花村に翻弄されながら、 フツーに男を好きになる~みたいな話。結局高校時代に桜井が好きになった 男とは別の男と付き合っている話が収録されています。 面白かったのは、オカマ花村とそれを煙たがる桜井の掛け合い(笑) お話の展開の仕方が上手です。あえて高校時代に花村に自分はゲイだと 気付かされるところから細かく描いているあたり、この作品はアタリかと。 普通、高校時代と大学時代~みたいな感じでお話を分けると、 どっちかいらなくない?ってか、高校時代の諸々入れるなら仲が深まったあとの 二人の話をもっと描いてよ!なーんていう漫画もあると思うんですよ。 でも、この図書委員の恋では、高校時代と大学時代で相手を変えたのが よかったですね。それでいて、キーパーソンの花村は残す!みたいな。 他の作品もよかったです。チャラ男×秀才くんとかウケた。 全体的に暗いです。もう少し明るい作品を一本でも入れてくれたら、 読んでいて面白かったと思います。今後に期待。 ★★★★☆ PR シグナルレッドベイビー / 著・北上れん / リブレ出版(BE×BOY COMICS) 笙吾と和美は、歌舞伎の世界で全てを共にしてきた幼馴染――――だった。 父との疎遠ゆえに「自分は人に愛されない」と思い続けた笙吾。 でも和美だけは違う。いつも傍にいた。我侭で強気でも笑ってくれた…… 出生の秘密が笙吾を揺るがすまでは。激しい愛が無垢で頑ななを”華”開かせる―― 梨園愛・開幕、甘い描き下ろし付。 <リブレ出版公式ページより抜粋> 前編に渡り表題作のシグナルレッドベイビーが描かれていますが、 後半はスピンオフの別カップリングのお話が収録されています。 北上さんの本はこれ3冊目になりますが、前2作とは大分設定を違えてきたな、と。 歌舞伎の世界が舞台だったのですが、私個人的な意見だと、 ちょっと懲りすぎてて、あえて難しい方に持って行き過ぎてしまったのでは? と思いました。BL要素はあるんですが、歌舞伎一家の家系図?的なものを 最後まで私は理解できなかったので、人間関係が読み取りづらかったです。 歌舞伎の世界で苦悩する受け・笙吾の姿が上手く描かれていたとは思うのですが、 若干重い感じもありました。描きたいことが色々ありすぎて、 詰め込みすぎてしまった感が若干あったことが残念かな、と思います。 話が複雑なので(私がそう思っただけかもしれませんが)理解が難しく、 それゆえに内容への印象が薄れてしまうようなものになってしまってたかな。 だけど、北上さんは相変わらず画力が凄まじいです。上手すぎます。 絵は丁寧なので見やすい。攻めがカッコイイ、おじさまも描きこなしてます。 漫画の見せ方がよくわかっている方だよな~といつも思います。 ★★★☆☆ 僕らにまつわるエトセトラ / 著・九號 / 幻冬舎(ルチルコミックス) 郁と恵太は幼なじみ。物心つく頃には何をするにも一緒だったふたりは 野球を始めたのも一緒だった。しかし、中学生の頃、恵太は行くをかばって 交通事故に遭い、野球のできない体に。二人一緒に高校に進学したが、 郁は野球部には入らず、恵太を避ける毎日。離れようとする郁に恵太は・・・!? 郁と恵太のその後を31P描き下ろした「僕らにまつわるエトセトラ」を 収録した初コミックス。 <本編裏表紙より抜粋> 短編集・全3編収録。 以前から小説の挿絵とかで九號さんの絵を見ていて、めちゃめちゃキレイだな~と 思っていたところコミックスが出るとのことで買ってみました。 漫画だと挿絵の時とはまた違った雰囲気が味わえていいものですね。 表題作は高校生同級モノ、その他もういっこ高校生同級モノと、 作家×居候の年の差っぽいお話が収録されています。 どれも描写は温くチュウくらいまでですけど、学園モノはそれでいいのですよね。 一回読んだだけだと、王道っぽい印象しか受けないんですけど、 二回、三回と繰り返し読んでいくと、キレイな絵とともに話の味が出てきます。 個人的には作家×居候のお話が好き。居候くんが可愛かった。 あーゆうボケてるキャラすごい好きですね。 優等生がキャラ豹変して黒くなるとか、九號さんその辺のツボは押さえてます。 絵がキレイっていうか、漫画が丁寧だと思いました。丁寧に描いてる感じ。 こーやって丁寧に描かれてる漫画はとにかく読みやすい! ★★★☆☆(+半分) トロンプルイユの指先 / 著・加東セツコ / 東京漫画社(MARBLE COMICS) 別れた彼女への腹いせに選んでもらったスーツやネクタイを捨ててしまった三田は、 買い直しに行った紳士服売り場で対応してくれた店員・大谷と出会う。 ネクタイを試着してくれる大谷の綺麗な指と顔に思わず見蕩れてしまった。 大谷に選んでもらったネクタイが好評でセンスの悪い三田は、 「他にも選んでください!」と頼み、そのお礼にと食事に誘うが…。 メガネ、オヤジ、年の差などBL萌えがつまった待望の初コミックス! 美麗な絵と色気満載のストーリーで大量描き下ろしの表題作と短編5編を収録。 <東京漫画社公式ページより抜粋> 短編集・全6編収録。 前から加東セツコさんの個人サイトに行っていて、今回コミックス発売との ことだったんで買ってみました。絵がね、凄く綺麗なんです。 表題作「トロンプルイユの指先」は描き下ろしリーマン×リーマン年下攻め。 他は塾講×高校生、生徒×先生、大学生タメ、義兄弟、医者同士。 ホント余す所なく色んな作品が入っていたと思います。 一番最初が結構純愛っぽかったんですけど、次からいきなりチ○コとか ポロリしてて、ああエロはちゃんとあるのね、って思った記憶が(笑) 特にクセなどのない、誰でも馴染める綺麗な絵を描くと思います。 あとがきで加東さんも「少ない枚数でまとめるのが苦手」と言ってましたが、 そうですね~そんな印象は受けました。もう少しページ数が増えると、 どのお話も綺麗にまとまりもっと面白いものになったかと思いました。 色んなお話が入ってるだけ、やはり各カップリングをもっと色濃く、 見ていたかったなーという気持ちはありましたね。 高校生などの若いキャラより、リーマンとか医者とかの大人なキャラが 私は加東さんの作品では好きですね。スーツ拝めた、嬉しかった。 ★★★☆☆(+半分) ジョカトーレ、捕獲計画。 / 著・鬼嶋兵伍 / 竹書房(BAMBOO COMICS) サッカー部エースの加藤空の様子がおかしい。ガッツと闘争心、 タフな体にカリスマ性を持ち合わせた加藤が練習中に倒れたのだ。 しかし、それは後輩マネージャーが加藤の体に仕込んだ或るモノの所為だった――!? 青春一直線(!?)な表題作ほかデビュー作を含む、溢れる情熱と欲望が止まらない、 熱くてカッコイイ男子満載の著者ファーストコミックス!! <竹書房公式ページより抜粋> 短編集・全7編収録。 鬼嶋さんのファーストコミックスです。表紙に惹かれた、絵が上手い! とりあえず簡単に説明。表題作はサッカー部後輩×先輩、大学生同級モノ、 気弱な甥っ子×叔父さん、リーマン×気弱なレスラー、音楽の師匠×弟子(?)、 高校生×昔の笛の先生、変わった性癖を持つ受けの高校生同級モノの7作。 全体的にエロがハードです。ああ、麗人だな~って感じの作品。 SMっぽいのもありますし。絵は結構がっしりした男っぽい体つきを描く方ですが、 キャラ一人一人はかっこよくて、パンクっぽいのもまた良くて、 私は結構好きです!ハードな描写なのに、内容が薄れてないのが魅力です。 甘かったり、切なかったり、エロエロだったりとよりどりみどりですね。 好きな人がいるのに、叶わないと思ってヤリ部屋に行って3人に可愛がられた ドレッドヘアーの眼鏡兄ちゃんが私はお気に入りです。 凄くキャラにもセンスがあって、個性的で良かったな~って思います。 エロでなぜかイク瞬間のコマが、右ページの右上にちょこっと来ることが多かったです。 イク瞬間をどばーんと描いて欲しいって訳じゃないけど、 折角絵が綺麗なのにちょっと勿体無かったのではないかな、と思いました。 ★★★★☆ さわって、とかして。 / 著・小鳩めばる / フロンティアワークス(Daria COMICS) 高校2年生の達哉は父親の部下で家庭教師の冴島に「お前は俺を好きになる」と、 いきなりキスをされてしまう! それ以来、反発しつつも冴島を意識してしまう 達哉だったが、いつもふざけた態度の冴島がどこまで本気なのかわからなかった。 なのに、時折見せる大人な表情にドキドキしちゃうし、触れられると感じてしまって? ちょっぴりエッチでキュートな短編集。 <ダリア公式ページより抜粋> 短編集・全4編収録。 4人の仲良し高校生の一人一人の恋愛模様が描かれています。 家庭教師×高校生、ビデオ屋店員後輩×おちゃらけ先輩、 銭湯の息子×美形なお客、秀才の弟×バカな兄の4つのお話。 高校生4人組はそれぞれ、受け、受け、攻め、受け、といった感じです。 4人ともホモなのがミソ(笑)高校生ホモ萌えですわ。 表題作のさわって、とかしてはカテキョと意地っ張りな高校生のお話~。 まぁまぁ意地っ張りだけど可愛くて結構受け受けしい男の子でしたけど、 私は結構こーゆう受けは好きです、可愛くて。攻めのカテキョは一見クールで 大人だけど、実際のところはヘタレ攻めだったみたいです。 ビデオ屋店員後輩と先輩の年下攻めの話、こちらもちょっとヘタレ攻めかな。 受けがこれまた素直じゃない感じで私の好みでした!銭湯の話は、話が可愛い。 唯一エロがなかったです。兄弟モノは弟攻め、兄弟モノ好きです! どれもヘタレ攻めが目立った一作でした~私はヘタレ攻め嫌いじゃないのでいいですが。 相変わらず小鳩さんは絵が上手でセンスがある上に、エロがエロっちぃ! キャラがみんな可愛くてすごい好きですね~。髪の毛の感じが好き。 テンポのいい明るい話ばかりでした、面白かったー。 ★★★★☆ | カレンダー
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